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●おたく→オタクの歴史

現代ではなにやら、もてはやされている感のある「オタク」ですが、その地位を築くまでには長い苦難の道のりがありました。



オタキングこと岡田斗司夫は、おたく→オタクの変遷を以下のように定義しています。 【第一世代】

SF・宇宙船艦モノや、ロボットモノのアニメに影響を受けた世代。40代中心。

自分が好きなことに関して、行動を起こそうとする趣味人。=「おたく」

【第二世代】

セカイ系ロボットアニメに影響を受けた30代を中心とした世代。

世間の風潮に抗いながらも社会を意識し、アカデミズムに傾倒する傾向=「オタク」。

【第三世代】

自分が興味のある作品にのみ深く追求する傾向=「オタク」・「ヲタ」。

もともと、「ネクラ(根暗)」の発展した差物用語に過ぎなかった「おたく」ですが、1988年の連続幼女誘拐殺人事件を契機に、より否定的なニュアンスとして社会に広がっていきます。

マスコミのバッシングによって、エロゲやロリコン的なものに対する風あたりが強くなったのも、この頃からです。

その後、

90年代前半・・・OVAの流行やPCの普及、

90年代後半・・・セカイ系アニメの登場・ゲーム市場の拡大

00年代前半・・・DVDの普及

といった時代的な変遷を経て、近年、「おたく」→「オタク」は、世間での市民権を勝ち取ったかのように見えます。

オタクのドラマ(ネット発のオタク男性が恋愛をするTVドラマ)がつくられたり、メイドや「萌え」というキーワードの流行など、偏見の目で見られ、迫害されていた過去が信じられないほどです。